アドビのFirefly Video Model(ファイアフライ ビデオモデル)は、2024年9月に発表されたものです。
先行して公開されていた画像生成AIの動画が生成できるバージョンです。公開時に生成できる動画は、5秒程度です。
画像生成AIのFireflyは、1回の指示で4パターンの画像を生成する事が可能です。
無料で毎月もらえる25クレジットを使用して25枚の画像生成ができます。1クレジットで画像1枚生成。

✨ Firefly Video Modelの主な機能・特徴
- テキストからの動画生成:
- テキストプロンプト(指示文)を入力するだけで、最大5秒程度の高品質な動画クリップを生成できます。
- アングル、動き、ズームなどの豊富なカメラコントロールを活用して、生成する動画の視点を細かく調整可能です。
- 画像からの動画生成 (Image to Video):
- 既存の静止画やイラスト、レンダリング画像を素材として取り込み、AIが動きや深みを加えてアニメーション化された動画に変換できます。
- 2Dアニメーションや3Dアニメーションのアイデア出しや生成も可能です。
- Bロール(補足映像)の生成:
- 動画編集のタイムライン上のギャップを埋めるための背景映像や、つなぎのカット(Bロール)を、テキストプロンプトや参照フレームに基づいて素早く生成できます。
- シネマティックな自然風景や動物のリアルな動きなども再現可能です。
🛠️ その他の特長と連携
- 音声・効果音の自動生成:
- 生成された映像の雰囲気やテーマに合ったBGMや効果音をAIが自動で提案・生成し、映像に加えることができます。
- 翻訳機能(音声を翻訳、動画を翻訳):
- 動画内の登場人物の発言を、オリジナルの話し手の声質やトーンを維持したまま、20カ国以上の多言語に翻訳し、吹き替え動画を生成できます。
- スタイルとアニメーション:
- ワンクリックでクレイメーション、アニメ、線画などのユニークな視覚スタイルを動画に適用できます。
- Adobe製品との連携:
- Adobe Premiere ProなどのCreative Cloud製品と連携し、生成した動画クリップをすぐに編集ワークフローに組み込むことができます。
- 商用利用への対応:
- 安全な商用利用を可能にするように設計されています。
🎨 FireflyとFirefly Proの主な違い
| 項目 | Firefly (標準/無料版) | Firefly Pro (有料プラン) |
| 主な対象ユーザー | 一般ユーザー、趣味、個人利用 | プロのクリエイター、ビジネスユーザー、ヘビーユーザー |
| クレジット付与 | 毎月少なめの高速生成クレジット | 毎月大量の高速生成クレジット |
| 高速生成 | クレジットを消費すると生成速度が低下 | クレジット消費後も生成速度の低下が少ない、または無制限の高速生成 (プランによる) |
| Adobe Stock | 基本的に利用不可 | プレミアムなAdobe Stockの画像やビデオ素材を利用可能 |
| Creative Cloud連携 | 限定的 | Adobe Express Premium、Adobe FontsなどのCreative Cloud機能と深く連携 |
| ビデオ機能 | 基本的なテキスト・画像からの動画生成 | 上述の高度なビデオ機能 (Veoモデル連携など) をフル活用 |
| 商用利用 | 生成物自体は商用利用可能だが、生成クレジットに制限あり | 無制限または大幅に拡張された商用利用権とサポート |
| 透かし | 生成された画像にFireflyの透かしが入る場合がある | 透かしなしで画像を生成可能 (通常、Proプランの大きなメリット) |
補足事項(Firefly Proのメリット)
- 高速クレジット: Proプランの最大のメリットは、AI生成を高速で実行できるクレジットが多く付与される点です。これにより、待ち時間を大幅に短縮し、大量のバリエーションを試すことができます。
- より高度なAIモデル: Proプランは、最新かつ最も強力なAIモデル(例えば、Firefly Video Modelの中でもVeoのような高精度なモデル)への優先的なアクセス権を持つことが一般的です。
簡単に言えば、Firefly Proは、AI生成を頻繁に行い、商用で利用し、Adobeの他のクリエイティブツールとシームレスに連携させたいプロフェッショナル向けのプランです。
